★島根大学附属中学校を受験される皆様へ(2023 最新)
●入試日 令和5年度入学の入試日は1月21日(土)でした。(例年入試日は1月の第三土曜日か第4土曜日)
合格発表 今回の合格発表は1月26日です。。(自宅へ書留にて通知)
競争率の推移
●年によってかなりのばらつきがありますが、平成29年度までは外部生定員が70人、競争率1・7倍前後で推移していました。30年度年より定員が20人減り(80人→60人男女各30人)競争率が急上昇いたしました。
※附属小学校の生徒は現在約60人、希望者全員持ち上がりとなっていますので、附属小以外の学校からの合格枠は約60人となります。(原則男女半数のため3
0人ずつです。)
●試験内容
試験は、筆記試験(算・国・理・社)、面接(現在は集団面接のみに変更・一部個人的な質問も有り)・調査書で総合的に判断されます。
当日の筆記試験が最大ウエイトであることに間違えはありませんが、面接で自分の意見を全く発言できない、また、他の人の意見に対して批判的な発言を繰り返すなどはマイナスになります。(当塾にて面接練習会を実施)
●入試問題傾向 入試の傾向は各教科それぞれについて存在します。詳細につきましては省略します・・・・・・
国語・・・聞き取り問題・読解問題・主語、述語の関係・筆順・ローマ字・硬筆習字(ポスター・はがき・年賀状など多彩)・作文
算数・・・計算問題の小問(単純なものは殆どなし)、展開図、作図、特殊算(年によって難易度に差がある)、総合問題
※算数については学校の教科書レベルの問題は殆どなし。※昨年度は社会科的な問題も2ページに渡って出題
理科・・・記述式問題が中心(広範囲にわたり、実験の説明を問われる問題が多い。)
社会・・・歴史は比較的オーソドックスな問題が多いが地理・公民分野は、資料の読み取りや、生活
の工夫、時事問題が問われることが多い。
※例年、算数・国語は各45分、社会・理科は25分ずつとなっています。
●受験に関して
まず大前提として、島根大学附属中学校がご自分のお子様にとって良い環境にあるかどうかを判断していただけなければなりません。(在校生のお母様方のお話,附属中の説明会、ホームページ等http://www.shimane-fuzoku.ed.jp/fuchu/をご参考にされると良いと思います。)そして親子できちんと話し合いを持ち、お子様自身が附属中学校で頑張ろうという気持ちになって初めて受験学習が始まります。少数ではありますが親さんの強い気持ちだけが先行し、当のお子様の気持ちがついていかない場合があります。そのような場合、学習に身が入らないばかりでなく,面接の際に覇気が感じられず,筆記試験では及第点を採っているのに不合格に結びついてしまうこともあります。
●競争率2倍強は(附属小出身生以外)はどの程度の数字なのでしょうか?
私の実感と致しましては、合格レベルはその年の競争率にかなり影響されるのですが、2倍強ですと当日の入試では、
国語 80以上 算数75前後(難問多数) 理科・社会90前後 辺りが合否の分かれ目だと思います。【当塾が採用している志望校判定模試におきましては、競争率2倍強を想定した場合、偏差値59がボーダーラインとなっております。】
勉強には自信がある子の半分以上が不合格となってしまうわけですから、合格するにはそれ相応の努力が必要になってきます。
★島根大学附属中学校の入試問題は、有名私立中学のような超ハイレベルの問題を決められた時間内ににより多くこなすといった類のものではなく、あくまでも既習の学習内容を工夫して作られた問題である為、しっかりと準備をしていれば(過去問レベルの問題演習など)充分受験資格を獲得することが出来ます。不合格になってしまうお子様の中には、実力がありながら準備不足で当日、力を発揮し切れなかった方も数多くいると想像できます。
(但し、科目によっては小学校の範囲を超えるものも見受けられます。)
当塾の取り組み 昇英館では開塾当初から島大附属中学校受験に力を注いでいます。現在下記のような指導を実施し、受験生の皆様を合格へ導くサポートを行っています。
◎全クラス5名以内の少人数制での個別指導
◎島大附属中学校入試レベルのテキストを使用
◎過去問・類題の徹底学習
◎春期・夏期・冬期特別講習会の実施(教科別専任制)
◎模擬試験で合格判定を実施(プラバ・テルサ・メッセ)隔月6回
◎附属中勉強会(参加は塾生限定・過去問10年中心)隔月6回
◎作文指導・硬筆習字指導
◎面接指導(講習時にグループ面談中心)
◎ここ数年におきましては、お蔭様で高合格を維持しております。(附属小さん以外の受験生です。)
令和5年度入学の入試について
★今回も昨年に引き続き、コロナ禍においての入試となりました。市内の感染状況や当日の検温結果など、先ず試験の席に無事着けるかが心配な年でした。競争率につきましては、例年と異なり、通常人数のクラス分けでは無かったため正確な数字は分かりませんでしたが、恐らく男子が55人程度、女子が39人程度であったと思われます。(推定男子約1,8倍、女子約1,3倍)
≪5年度入学入試の結果≫
★今年度もコロナ禍の学習しにくい環境の中、当塾の生徒さんたち良く頑張ってくれました。
最終結果は、合格者21名(附属小生徒1人含む)となりました。残念ながら実力を発揮できなかった生徒さんもいますが、全力を尽くした結果です。先々に繋がるとても良い経験をしてくれたと思っています。毎年春一番の模試では、この先どこまで伸びてくれるかと、とても心配な結果が出ます。しかし、回を重ねるごとに、普段の通塾や講習・勉強会などでの努力の跡が見られ、最終的には合格偏差値に達する生徒が多くなります。顔つきも徐々に引き締まって、受験生の逞しい風格も出てきます。全国模試で賞状が出る強者も増えてきます。
「受験勉強はいつ頃から始めたらよいでしょうか?」 とよく聞かれます。
お子様一人一人に習熟度に差がありますので一絡げには申し上げられませんが、
学校での学習内容に大きな躓きが無い場合は、1年の期間があれば充分に受験資格
(合格ライン)に届くと思っています。
ただ、附属中入試は3月上旬の高校受験と違い、例年1月末に実施されます。
ですから1年前となりますと、2月初めということになります。
何とか、6年の春休み辺りまでにご入塾いただけますと、ある程度余裕を持ってご指導出来ると考えています。
まずは、4・5年生の総復習から始めます。
今までの傾向といたしまして・・・・・
■算数の大部分は、教科書レベルを超えた問題の出題となっています。(合格者でも半分強程度しか採れていない生徒もいます。但し、他の科目が高得点が条件ですが。)
(当塾で難問の解説実施)
■国語は、聞き取り問題・読解の他、作文(160字程度)・書写が課されています。
(当塾で作文添削指導実施)
■理科・社会は25分ですが、比較的記述式の多い問題となります。
(当塾で記述式問題の指導を実施)
■面接(グループ)が有ります。一部個人的な質問有り
(当塾で講習時に面接指導を実施)※実際の内容に即して行います。
◎当塾では、塾生の皆さんを合格に導く為に、下記の内容を実施しています。
□ 島大附属中入試レベルのテキスト演習 □ 徹底的な過去問学習
□ 附属中入試勉強会(塾生限定) □ 模擬試験(任意)
□ 春期・夏期・冬期講習会(夏・冬は個人・グループ面接の指導実施)
を実施し、高合格率を維持しております。
【無料体験入学】を実施しております。お気軽にご参加下さい。
追記 当塾では、試験当日に会場に出向き、自塾生に対して激励をすることは、他の生徒様・ご父兄様・また学校様に対して不快感、また迷惑をおかけする可能性が高いという判断から、その行為を控えさせていただいております。 また、試験内容に関するHP上の情報は、著作権等の理由で概要程度の表現に留めております。
昇英館 塾長 福島勝成