島根大学附属中学校を受験される皆様へ
入試日 入試日は例年1月の第3週目の土曜日に実施されることが多いです 。
合格発表 合格の発表は例年試験終了後、3〜4日後に行われます。(自宅通知)
競争率の推移
年によってかなりのばらつきがありますが、ここ数年は、1,5〜2.5倍で推移しています。また、受験生の男女比が年によって差があり、多い方の性別の受験生は当然のことながら競争率が高くなります。募集定員は現在のところ120人です。
附属小学校の生徒は現在約60人、全員持ち上がりとなっていますので、附属小以外の学校からの合格枠は約60人となります。(原則男女半数のため30人ずつで、狭き門です。)
試験内容
試験は、筆記試験(算・国・理・社)、面接(集団・個人の二種類)・調査書で総合的に判断されます。当日の筆記試験が最大ウエイトであることに間違えはありませんが、個人面接で、聞かれたことにきちんと答えられなかったり、集団自分の意見を全く発言できないのは問題です。
集団面談では、多岐にわたったテーマが採用されています。
入試問題傾向 入試の傾向は各教科それぞれについて存在します。ここでの詳細につきましては省略します・・・・・・
国語・・・聞き取り問題・読解問題・主語、述語の関係・筆順・ローマ字・硬筆習字・作文等
算数・・・計算問題の小問(単純なものは殆どなし)、展開図、作図、特殊算(年によって難易度に差がある)、
総合問題 ※算数については学校の教科書レベルの問題は殆どなし。高難易度
理科・・・記述式問題が中心(広範囲にわたり、実験の説明を問われる問題が多い。)
社会・・・歴史は比較的オーソドックスな問題が多いが地理・公民分野は、資料の読み取りや、生活の工夫、
時事問題が問われることが多い。
※例年、算数・国語は各45分、社会・理科は25分ずつとなっています。
受験に関して
まず大前提として、島根大学附属中学校がご自分のお子様にとって良い環境にあるかどうかを判断していただけなければなりません。(在校生のお
母様方のお話,附属中の説明会、ホームページ等http://fuchu.shimane-fuzoku.ed.jp/をご参考にされると良いと思います。)そして親子できちんと話し
合いを持ち、お子様自身が附属中学校で頑張ろうという気持ちになって初めて受験学習が始まります。少数ではありますが親さんの強い気持ちだけ
が先行し、当のお子様の気持ちがついていかない場合があります。そのような場合、学習に身が入らないばかりでなく,面接の際に覇気が感じられず
,筆記試験では及第点を採っているのに不合格に結びついてしまうこともあると思われます。
競争率倍前後(附属小出身生以外)とはどの程度の数字なのでしょうか?
私の実感と致しましては、合格レベルはその年の競争率にかなり影響されるのですが、2倍前後ですと、当日の入試では、
国語 80以上 算数75前後 理科・社会85前後 辺りが合否の分かれ目だと思います。
まあ、そこそこ勉強には自信がある子の半分近くが不合格となってしまうわけですから、合格するには相応の努力が必要になってきます。
★島根大学附属中学校の入試問題は、有名私立中学のような超ハイレベルの問題を決められた時間内ににより多くこなすといった類の
ものではなく、あくまでも既習の学習内容を工夫して作られた問題である為、しっかりと準備をしていれば(過去問レベルの問題演習など)充分受験
資格を獲得することが出来ます。不合格になってしまうお子様の中には、実力がありながら準備不足で当日、力を発揮し切れなかった方も数多くいる
と想像できます。
当塾の取り組み 昇英館では開塾当初から島大附属中学校受験に力を注いでいます。現在下記のような指導を実施し、受験生の皆様
を合格へ導くサポートを行っています。
◎全クラス5名以内の少人数制での個別指導
◎島大附属中学校入試レベルのテキストを使用
◎過去問・類題のの徹底学習
◎春期・夏期・冬期特別講習会の実施(教科別専任制)
◎模擬試験で合格判定を実施(プラバ・テルサ)
◎附属中勉強会(プラバ他)
◎作文指導・硬筆習字指導
◎面接指導(個人・グループ)
◎ここ数年におきましては、お蔭様で高合格率を維持しております。(附属小以外の受験生です。)
令和5年度入学の最新情報 推定ではありますが、男子1,8倍 女子1,3倍 辺りとなります。詳細はリンク参照